うっかり言ってしまった

     励ましの言葉なのですが~~~

 
 
   我が家のラベンダー            
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          ジムで知り合いになったおばさまたちの間で
          囲碁がブームになっているみたいです。
               
 
 
         
 
          その中の一人Oさん 親しいジム友に誘われて
       『やってみようか』と うっかり言ってしまったそうな。
       そしてそれを今とても後悔しているらしい
       ジム友が初心者用の本やビデオを貸してくれるけれど
       読んでも見てもさっぱりわからんのだそうだ。
               
       
 
 
       その後たまたま知り合いの人が教えてくれるというので
       公民館でマンツーマンで習うことにしたそうだ。
       先日第一回目があったらしいが  教えてもらうのが
       失礼になるくらい わからなかったとぼやいてました
       
      
 
 
       それから数週間後 ジムでOさんに会った。
       もうやめたい。
       でもここでやめるのは性格的に許さない。
       なので毎日ジムから帰って食事をした後一時間くらい 
       わからないなりにも 囲碁の本を開いている。
       でも全然頭に入らない~~
       本当は今もやめたい気分だと 
       でも性格が邪魔をすると再びぼやき始めました。
 
       
 
       するとどうしたことかOさん、
       『あんたも囲碁やりよ~~』と私に言ってきたのです。
       もちろん私は
       『100%無理 囲碁とか将棋とか 先を読んでいく        
       ような頭を使うものは絶対無理』ときっぱり答えましたよ。
 
       
 
       ただ無碍に断るのも 気の毒なので
       『頑張ってくださいよ。 もしOさんが上達したら
        私 Oさんの一番弟子になりますから』とその気もないのに
       ただただOさんを励ます為に言ってしまいました
 
       
 
       するとOさん 
       『本当? ならちょっと頑張ってみようかな~』
        私のいい加減な励ましに 意外にもにっこりしたのです。
       こんな嘘のような励ましを受けれいれてくれたとは
       なんていい人なの~~と逆に申し訳ない気持ちになりました
 
       
 
       一週間後の昨日 サウナに入っていると
       Oさんが後から入ってきて
      『昨日マンツーマン囲碁レッスンがあってね
      前回よりも わかったんよ~ 』とニコニコ顔です。
 
  
      囲碁を最初から勉強するのは本当に大変だと思うので   
      『わ~~すごいすごい!!よかったですね~』と言ったら
     
 
     『あんた 言ったよな~~私がうまくなったら弟子になって
      囲碁始めるって!!あれ 約束で!!』 と Oさん ニヤリ
 
     ドキッ!!
     すっかり忘れていた  
     適当な励ましの言葉。確かに言った
     
 
   (あれはただの励ましですよ) と内心思いながらも
    またまた適当に答えてしまった。
        『Oさんこれからも頑張ってくださいね。 
      Oさんが上達したら 一番弟子になりますから』
 
     
    
       サウナを出るときに Oさんに言いました。
     『Oさん、無理せず のんびり ゆっくり 頑張ってくださいね』
     励ましの言葉の中に 少々自己防衛が入っていました