梅の花も ご主人がいないので ちょっと寂しげ
主人の実家に行ってきました。
でも 義両親は住んでいません。
空き家になっています。
義父は今 病院と隣接した住居型の老人施設に入っています。
今まで 義母と同じ病院に入院してましたが 今年の初めに移りました。
といっても 義母の病院からは近くですので 一人でも会いに行けます。
先日 義父のところへ行くと なぜか義父は病院にいた頃より元気になっていました。
足腰が悪く杖をついて歩いていたのが 今は杖なしで歩けるようになっていました。
また 木曜日にはお楽しみ会というのがあり カラオケ などするらしいのですが
カラオケが苦手な父は 、「若い頃社交ダンスをしていて 初級の指導ができるから
皆に社交ダンスを教えようかと思う」 と言うほどまでに。。。
まさかそんな言葉が 義父の口から出てくるとは 主人も私もびっくり仰天。
義父が若い頃 社交ダンスをしていた
そんな話は 主人も 義兄も聞いたことがないのだそうですよ~~。
ここに来て 義父はなにか生きる力が 出てきたのでしょうかねえ。
そんな元気になった義父を連れて 義母の病院へお見舞いに行きました。
見るからに義母の方が 身体的に悪いのですが
義父は義母と私たち夫婦に何度も言うのです。
「わしの方が 先に逝くから 母さんのことが心配や~~
わしの方が先に逝くのだから~~~」 と決め付けたように。。。
この言葉は 自分を 一人にしないでくれという
義父の最後の 切なる願いなのでしょうね。
義父の言葉を聞いて
さだまさしの 関白宣言 という歌を思い出しました。
俺より先に死んではいけない 例えばわずか一日でもいい
俺より早く逝ってはいけない 何もいらない 俺の手を握り
涙のしずく ふたつ以上こぼせ お前のお陰で いい人生だったと
俺が言うから 必ず言うから
ちなみに義父は 亭主関白です(でしたよ~)!!