懐かしい名前にふれて

先々週のことになりますが
ハンドベルでボランテイアをしてきました

そうそう 以前の記事で書いたように「ボランテイア」のことを
パラオ語では「キンロウホウシ」というのでしたね~笑

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場所は日赤病院のデイルームです。
車椅子の高齢者の患者さんそしてそのご家族に
ハンドベルを聴いていただいたり一緒に歌を歌ったりしました

最後に患者さんたちが 「心が癒されました」
「懐かしい思いがした」など温かい感想を言ってくださり 
私たちも 嬉しい気持ちになりました

さて患者さんの中に一人 気になる高齢の男性がいました。
名札をしているのですが その名前に覚えがありました。
もしその方なら 義父の友人のはず。
でもお顔を見ても判断がつきませんでした

もしやと私の心を動かしたのは
看護士さんたちの 会話です。
その方を「S先生」と呼んでいたことです。

教師をしていた義父の友人であるSさんも教師だったのです。
それでもお顔を見る限りではその方とは確信できませんでした
その方に最後にお会いしたのは35年ほど前でしたので~~~

後日 Sさんは教師をしていたことがわかり 
義父の友人のS先生だろうと確信しました。

そのあと義父のお見舞いに行った際にS先生の話をしました。
懐かしい思いと入院されていることを聞き複雑な顔をしていました。

若い頃は二人でよく飲んだそうで
「Sさんはお酒が強かったの~」
お酒の強かった父が言うのですから
Sさんはかなりの酒豪だったのでしょう。

そしてまた「Sさんは優秀な先生だったよ」と義父は
懐かしそうに昔を思い浮かべていたようでした。

そんなこともあってか 
その日の義父の口からは昔話が出るわ出るわ
1ヶ月分は喋った感じだったと思います。


パラオ語で言う「キンロウホウシ」・・・・

患者さんも周りの方々もそして自分たちも元気になれる

そんな「ボランティア」を これからも続けたいです


日赤病院のフェイスブック
ハンドベルのボランテイアの記事が載っていました