鰻 天国まで届いたかな?
昨日は 義母の四十九日でした
生前 鰻が食べたいと叔母(義母の妹)に言っていたらしく
法要の後の食事を鰻を出してくれる割烹料理屋で
することになりました。
メニューの最後は 義母の食べたかった鰻です。
天国で一緒に食べてくれたかな?
義母が食べたかった鰻を皆でいただきながら
『 義母の夢を見たか?』という話題になりました。
義姉以外 誰もまだ夢には出てきてませんでした。
ただ義母がまだ生きている時に見た主人の夢の話に
笑いが集まりました
9月22日は 主人の友人の娘さんの結婚式
主人たち親父バンドは 歌うことになっていました。
その頃 義母はかなり衰弱しており 主人も私も
結婚式に出席するのは無理かもしれないと思っていました。
主人たちの歌は 3部でハモリがあって完成された歌なので
もし母親の不幸と重なったら どうしたらいいのだろう?
そういう心配が 主人にはずっとあったようです。
~~~主人の夢~~~~
結婚式の前日
主人の夢に 義母が出てきて
主人に こう言ったのだそうです。
『もう死ぬごたる』
それを聞いた主人
あわてて 義母に頼み込んだそうです
『 母さん それは困るよ まだ生きちょっておくれ~~ 』
そのあと場面が変わり
主人の夢に出てきたのが 死神
主人に こう言ったのだそうです。
『 母親の命を延ばしてやろう。
それには条件がある。
母親の命 1年延ばしてやるが
それと引き換えに
お前の命を3年よこしなさい 』
とここまでで 夢は終わったのだそうです
義母は9月27日に天国へ旅たちました。
22日の結婚式は 主人たちは無事に歌い終えました。
結果 義母は 主人の夢の中で 『死ぬごたる』 と
言った日から6日後に天国に行ったということになりました。
母親の命が1年延びたら 自分の命は3年縮む・・・・・・・
ただの夢だと笑いながらも どこか気になる主人です
『お袋の命が 6日延びたということは
俺の命は どれくらい短くなったのかな? 』
そう言いながら計算しようとする主人でありました
その結婚式の新婦は 主人の友人の娘さんでもあり
義母の学生時代の友人Tちゃんのお孫さんでもあります。
友人Tちゃんのためにも 主人たちがしっかり歌えるように
義母は 頑張ってくれたのだと思います。
友人思いのそして息子思いの義母です