梅に見る 人生のお手本
梅がきれいに咲いています。この梅は30数年前、山からとって来た<野梅>だそうです。
ひとつは盆栽にしたて、もうひとつは庭に植えられていました。
この<野梅>を育てている方は、今年で90歳になるおじいちゃまです。とてもお元気で(と言っても
もう高齢で手術は出来ないという病気を実は持ってられるとか) 80歳になる奥様と二人で仲良く
暮らしておられます。ご主人の趣味は盆栽で、そのお手入れが日課のようです。
「お父さんは、何でも一人でするのよ。洗濯も自分でするし、食事の後片付けなどもするし
手がかからないのよ~」とうれしさ半分、迷惑半分?というような複雑な顔の奥様。
奥様もまだお元気なので「私が後片付けした方が早いし、きれいなんだけどねえ~」とこそっと
贅沢な愚痴をもらしていましたが・・・・・・
でもそのご主人、自分の家だけでなく近所の落ち葉の掃除や、ごみ収集場所が散らかっている
時も 一人で黙々と片付けていたり、地区の掃除なども 私たちより熱心に参加されるので
本当に頭が下がります。
奥様もまた編み物が現役で、編んではお友達にプレゼントして喜ばれているようです。
時々お邪魔するのですが、老夫婦の家という感じが全くないすっきり明るくきれいなお部屋。
私たちの人生のお手本です。
この<野梅>のように いつまでも素敵に咲いてらしてくださいね・・・・