変わりゆく街

   30年近くたち この街もかわりました。

 

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   昨日は主人が飲み会で 今朝は私が主人を会社まで送って行きました。

   家を出るとすぐ、どこからか「グリーンコープデイサービスセンター」と書かれてある車が

   私たちの前に入ってきて しばらくその車の後を走って行くことになりました。

   「コープってデイサービスもやってるんだあ」 「最近デイサービスの車をよく見かけるねえ」 

   などと話をしながら会社へと車を走らせました。


  私の住む団地は団塊の世代の家族が多く、私たちが引っ越して来た27,8年前は、団塊の世代の

  子供たちがベビーブームの時で、小・中学校ともに教室が不足し、プレハブの教室がいくつも

  建てられたそうです。我が家の前の道路では子供たちのうるさいくらいの声が常に聞こえて
   
  いましたし、道路には落書きなどもいっぱいあり、しょっちゅう水で流したりしてましたっけ。

  あちこちの私立幼稚園の送迎バスも この団地をぐるぐると回っていました。子供たちがいる

  風景が本当に当たり前の時代でした。

  今はどうかと言うと、賑やかだった公園には子供たちの姿はもうありません。

  我が団地の団塊の世代の子供たちは独立し、夫婦二人だけの生活になったところも増えました。

  それだけでなく自分たちの親が80歳を超え、同居して介護生活のところも多いのです。

   

  子供たちを送り迎えしてくれていた幼稚園バスは、老人たちの送り迎えをするデイサービス

  センターのバスにいつのまにか変わってしまいました。

  かつて幼稚園バスが競い合っていたように デイサービスセンターのバスも競い合いながら

  我が団地をぐるぐると回っているのでしょうか。

                                            

写真はいただいた梅です。