蕎麦屋にて

食べ盛りの お子さんとは?

 
東京はお蕎麦屋さんが多いですね。
娘のマンション最寄り駅の近くだけでも
何件ものお蕎麦屋さんがありました。
なのでお昼ご飯に娘と三人でお蕎麦屋さんに入りました。
 
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この店は7、8人くらいしか座れないL字の
カウンターがあるだけです。
私たちが扉を開けるとそこに4人ほど座ってました。
 
ご主人が 私たちを見るなり
『すみません。こんな感じで私が一人でやっていますので
時間がかかります。それでよければどうぞ』と
先に言われてしまいました。
時間はありましたしたので
ここでお蕎麦ランチをすることに。。。
 
ご主人が言ったように、
たった一人で切り盛りしていました。
なので お客の方が ご主人に気を使います。
『お勘定お願いします』の言葉も
ご主人の仕事の邪魔にならないように
皆さん声をかけているようでしたよ。
 
またご主人はとても綺麗好きな方のようで
お店の中はとてもきれいで感じがよかったです
これは当たり前かもしれませんが、
お会計のあとは必ず石鹸で丁寧に手を洗って
次の作業をしてました。
 
ご主人 少し余裕が出来たのか
私たちに話しかけてきました。 
『すみませんねえ~お待たせして。
奥さんと二人でやればとよく言われるのですが 
10年前に 逃げられちゃったんです』と
思いもよらないことを 私たちに笑って言ってきました
 
なんて返事をしたらよいのか~~~
ただただ笑うだけ~~~
あははは~~
 
 
すると娘の方をちらっと見ながら
再びこちらを向いて ご主人が言いました。
 
『ごめんなさいね。お子さんがいる前でこんな話をして』
 
いえいえ と思いながらも 
 
ん???お子さん???
 
まっ いいか~~~
 
『お待たせしました~~』お蕎麦がきました。
本当に待ちましたよ。
お蕎麦でこんなに待ったことは初めてです。
4、50分くらい待ったでしょうか~~
 
 
いただきま~~~~す♫
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ご主人が言いました。
 
『この辺にたくさん蕎麦屋がある中で うちに来ていただいて
ありがとうございます。うちはメニューが少ないですし、
食べ盛りのお子さんには 物足りないでしょう
 
 
ん?? 食べ盛りのお子さん???
 
どうやら 食べ盛りのお子さんとは
娘のことを言っているようでした
 
 
まっ いいか~~~
 
 
話の流れで 私たち夫婦は九州から来て
娘はこちらで暮らしていることを伝えると
 
ご主人『エッ?』と驚いた顔をしながらも
考え直してくれたのか
 
『娘さんだけが こちらで一人暮らしされているのですね~
それは 親御さんとしては心配でしょうねえ』と
また勝手な思い込みをされてしまったようでした
 
 
 
『いえいえ もう結婚してますから~』と言うと
蕎麦屋のご主人目をまんまんるにして
信じられない』
というような顔をしてましたよ
 
27歳の娘のことを 多分最初は15歳前後くらいと思い込み
次は18歳ぐらいの学生と思い込んだのでしょうね。
 
若く見られるのうれしいことでしょうが
食べ盛りの子供に見られた娘は
ちょっと微妙だったようです
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