大分県竹田市では およそ100年前からサフラン栽培が続いています。 サフランは、アヤメ科クロッカス属の球根植物で、10月下旬に薄紫の花を咲かせます。 花の中央には黄色い雄しべと3本の雌しべがあり、その長さ3~4cmの雌しべだけが 高価な香辛料となります。 たった1gのサフランを得るためには200本もの雌しべが必要であり 1kgの雌しべを収穫するには数千個の球根を栽培しなければならないと言います。 国内産の8割以上は竹田で作られており、竹田の農家の人たちは 風邪の引き始めなどには 薬湯として飲んでいるそうです。ハーブティーには1回7本程度を熱湯抽出します。 サフラン中のクロシンという成分は、近年アルコール性の痴呆症やガン予防にも期待されて いるようです。もちろん染料としての役目もありますよね。
冷え性、痴呆症などにも効くとのこと 私にはもう手放せないサフランのようです。